24歳無職童貞 腰の手術で入院する

5月13日~17日の5日間椎間板ヘルニアの手術で入院しました。

まw自分は18歳JDなので24歳じゃないんですけどねw

 一万文字以上あるので読むのが面倒だったらまとめだけ読んでください。

入院前

元々椎間板ヘルニアは5年前に患っていた。今から5年前…つまり18歳JDの時だ。その時は痛みが引いたが数ヶ月前にそれが再発した。前回は薬を飲んで痛みと痺れを抑えられたが今回はそういかなかった。
数ヶ月単位で薬を飲んでも症状が良くなるどころか悪くなってしまった。そしたら医者から手術を勧められた。ここで大きな投資をして根源を取り除くことにした。だが入院前に一番心配だったことは予算のことだ。ネットで調べたら手術費用だけで10万円以上すると書いておった。マジかぁと思いながら親に相談したら手術したいなら金は出すと言われた。こんな無職に金を出してくれるなんて優しい親だとマジかぁと感謝した。

入院すると決意をしたら医者に手術ができる病院を紹介してもらった。本当は安くて腕のいい医者がいる病院を紹介してほしかったが,よくわからなかったため適当に近くの病院を紹介してもらった。

紹介された病院に行くとレントゲンを撮ったり最後にMRIを撮ったのが数年前だったから新しく撮りなおしたりPCR検査したり入院前に滅茶苦茶検査した。MRIはうるさかった。そのため耳当てをして中に入った。

ちなみに病院の近くにラーメン屋があり検査の帰りに何回か行った。

入院が決まってからは痛みはさらにひどくなり気が緩んでしまっていたのかもしれない。

 

一日目

朝10時までには病院に来いと説明されていた。色々検査があるとはいえちょっと早くね?と思いながら遅刻しないように行った。受付に「入院しに来ました~^^」と言ったら「今担当の者を呼びます」と言われた。少し待つと看護師が来て荷物を持ってくれた。部屋まで荷物を持って行ってくれるなんてホテルみたいだぁ~(直喩)ちなみに今回の部屋は安い大部屋にした。いくら金を出してもらうとはいえ一人部屋と比べて3倍以上も値段が違うなら安い部屋にしないと申し訳ないと思ったからだ。部屋に着くと既に何人かベッドに寝転がっていた。しかし自分のような若々しい人はいなかった。同じ部屋の人と仲睦まじくなって……といった展開を期待しただけにこれは残念だった。さらに部屋の入口に患者同士で話をするなと注意書きもあり同年代の人がいてもこれじゃ仲良くなれないなと思った。

ベッドはシーツも布団も皺がないように伸ばされていた。ベッドに案内されると「これに着替えてください」と寝間着を渡された。普段学校ジャージで寝ているので餓鬼の時以来のパジャマだった。着替える前に荷物を整理したり設備を確認した。テレビは有料でカードを買わないと使えないようになっていた。そのカードは冷蔵庫を使うのにも必要であった。温かくなる前に飲み切ればいいやと思いカードは買わなかった。ちなみにカードは使い切らなくても余りは清算してもらえるらしい。服を一着くらい掛けれる薄いクローゼットのようなものがあったので,そこに着てきた服をしまった。

着替えると看護師から体温と血圧を測ってもらいながらスケジュールの説明をしてもらった。この日はあと4人と話をしてもらうと言われ人気者になった気がした。それまではゆっくりしていいと言われたの病院のfree wifiに繋いでスマホをいじって過ごした。

最初に薬剤師の先生が来た。いい感じの貫禄のあるおばちゃんだった。今日は持ってきた薬を飲んでもらって手術が終わったら薬を変えると説明された。3分も話さなかっただろう。また暇になったのでスマホをいじった。
今度はリハビリの先生が来た。ツーブロックの似合ういい感じのあんちゃんだった。色々話されたが要は前かがみになったりして腰を曲げるなってことだった気がした。一緒に術後の過ごし方が書かれた紙をもらったので話が終わってから読んでいた。うつ伏せより仰向けの方が腰の負担が少ないことは初めて知った。ちなみに普段四つん這いになってシコっているため痛みが強すぎてシコれなかったらどうしようと少し考えた。
さらに時間が経つと今度は手術を担当する医者が来た。チャラそうな見た目だったが医者として働いているから実力は本物なんだろうなと最初に会った時から思っていた。ちなみに入院する前の検査の段階から担当医として決まっていたので面識はそこそこしていた。明日頑張りましょうみたいな軽い話をして終わった。1分も話はしていないと思ったがわざわざ挨拶に来るなんて手術以外でのコミュニケーションも大切なんだと思った。
最後に麻酔を打つ入れる先生が来た。強そうなおばちゃんだった。入院するまで麻酔を打つ専門の人がいることを知らなかった。明日よろしくお願いします~的な話をして終わったので本当に軽い挨拶しかしなかった。

4人と話終えた時には昼食の時間になっていた。この時から病院食が始まった。食事は時間になると看護師が持ってきてくれるシステムだ。質素な味の薄いものが出てくると思っていたら,この日はうどんが出てきた。味もしっかりしておりよかった。難点は量が少なかったことくらいだ。育ち盛りの18歳JDには少なすぎてすぐ食べ終わってしまった。20回くらい噛めばよかったのかもしれない。食べ終わってからも看護師が下げに来るので置いておいた。食事の用意から片付けまでやるなんて看護師ってクッソ大変なんだと見てて思った。

飯を食い終わってからは暇になったので病院の中を探索しようと思った。しかし出来る範囲があまりにも狭すぎたので飲み物を買ってすぐにベッドに戻った。自販機は水,お茶,OS-1がメインでジュースはあまり売ってなかった。

戻って寝転がっていると看護師が体温を測りに来た。入院のパンフに一日に検温は4回あると書いてあってマメに体調管理をしていると感じた。それから血液検査もした。看護師に慣れた手つきで注射針をぶっ挿された。注射も出来て食事の用意も出来るなんて自分とは違うと思った。

昼間も暇だったから持って来たswitchで遊ぶことにした。帰った時に周りから「タケニキハンターランク低ないwwwwwwwwww」って煽られないように入院中もモンハンの金冠集めをしようと思っていた。だが普段据え置きモードでproコンを使ってプレイしているので携帯モードでプレイするのは難しかった。というよりjoyコンでの操作がクッソやりにくかった。あれでそこそこ精密の操作を要求されるのが嫌になってプレイするのやめて不貞寝した。

目が覚めると日は沈んでおり夕飯前の時間だった。この日の夕飯は魚料理でタンパク質が取れると思いながら食べた。食べ終わると看護師が来て「この後は水とかを飲むだけで何も食べないでください」と言われ本当に手術をするんだと実感が湧いた。そして昼も夜も育ちざかりの18歳JDには少なかった。次の飯まで空腹に耐える必要があり憂鬱になった。夕飯を終えたらまた眠気が襲ってきたので今寝たら夜眠れなくなると思いながら寝た。

1時間くらいして目が覚めた。まだ消灯まで時間があったのでスマホをいじって暇をつぶすことにした。そろそろパズドラのランクを1000にしたいと思っていたのでタブレットグラブルをしながらスマホパズドラをした。ランク上げで裏修羅を片サレマーベルで周回した。しかし一周するのに20分近くかかり集中力が持たなかったため3周でやめてしまった。グラブルも普段PCでプレイするよりやりにくかったのでデイリーの石を回収してすぐやめてしまった。

飯が足りなかったため水はたくさん飲んだ。そのせいでトイレに行く回数が多かった。水道水を汲める場所もなかったため飲み終わるたびに自販機に買いに行った。クリスタルガイザーをたくさん飲んだ。関係ないがクリスタル”ガ(GA)”イザーなので間違えないようにしよう。

手術前は清潔にするようにとシャワーを浴びるように促された。シャワー室に行くと多目的トイレくらいの広さにシャワーが2つとビーチチェアのような椅子が置いてあった。二人がかりで人を洗うことがあると思うと看護師って大変だと思った。スケベ椅子介護椅子が置いてなかったのは少し残念だった。介護椅子は低いため座る時腰にかかる負担が大きいのかなと思った。全身鏡があったので自分の体を見ながら洗った。全裸の自分を見ると毛の剃り残しとかがわかりやすかった。剃り残しを見られると思うと明日の手術が少し恥ずかしくなった。シャワーの時間は30分あったが15分くらいで終わった。時間いっぱい浴びるの面倒だったのでさっさと出てベッドに戻った。

気合で暇を潰して消灯の時間近くになったら歯磨きをしにいった。洗面スペースには椅子があり,せっかくなので座って歯を磨いた。普段家とかでは立って磨いているので座ってするのは小学生以来な気がした。シャワーホースタイプの蛇口だったため伸ばして直接口に水を運べたのはよかった。そのおかげコップを使う必要がなかった。

消灯になったので部屋の電気は消された。だが真っ暗にはならず電球が1個ついていた。そこまで眩しくなかったので気にはならなかった。それより昼間とかに寝すぎたせいで寝付けずにゴロゴロしまくった。服と布団が擦れる音のせいで同部屋の誰よりもうるさかった自信がある。それから枕が普段より小さかった。クソデカ枕を使ってるわけではないが頭1.5分くらいの枕は小さすぎた。普段と違う環境に慣れずにゴロゴロしまくっているうちに寝てしまった。

 

二日目

起床時間は6時だ。看護師が電気が付けたのでそれに呼応するように目が覚めた。ボーっとしてると看護師が体温と血圧を測りに来た。夜勤で朝のお世話までするなんて看護師ってすごいと思った。部屋が中途半端に寒かったため布団で寝ていた。そのせいで体温が普段より高くなってしまい37℃近くあった。それでも問題はなかったらしいので予定通り手術をすることになった。手術前までに500ml以上は水を飲むように言われていて更に飯も食えないので暇さえあれば飲むかスマホをいじっていた。

朝食の時間は周りの人たちは食べており羨ましかった。パンだったらしく「トースター使いたい人は教えてください」と看護師が言っているのが聞こえて病院でもパンは焼いてもらえること知った。腹減ったなと思っていたら手術を担当する医者が来て「今日は頑張りましょう」みたいな一言を話して一瞬でどっかに行った。こんな一言を言うためだけにわざわざ会いに来るなんて医者も大変なんだと思った。

ある程度時間が経つと看護師が「もう飲食するな」と言いに来た。水も飲めなくなるといよいよ空腹も紛らわせられないと感じた。そしたら点滴を始められ左腕に針をぶっ刺された。点滴も初体験だったため少しワクワクしたが,それよりトイレ行く時にこれを持って行く必要があると思うと面倒だった。点滴が体に入り始めても格段空腹は収まらなかった。
1時間くらい経つと抗生物質も流すとまた看護師が来た。さらに体から管が生えるのかと思っていたら元々あった点滴の管の連結部と抗生物質の管を繋いだ。一本の管で2種類の液体を流し込めてすごいなと思った。手術までは時間があり眠くなってきたので管がぶっ刺さった状態で寝た。

目が覚めると昼は過ぎており手術の1時間前くらいだった。適当にスマホをいじって時間を潰した。点滴をされてるため仰向けから体勢を変えられなくて辛かった。普段うつ伏せでスマホをいじっている弊害が出てしまった。
手術前になると看護師が「移動するのでストレッチャーに乗ってください」と言いに来た。ストレッチャーも初体験だからどんな感じで病院の中を滑れるか気になった。乗ると少し高めなせいか怖かった。さらに頭を先にして移動したため,頭から落ちたら怖いとも思った。理科で台車に物乗せて動かす実験したの楽しかったなと思い出しながら手術室まで運ばれていった。

手術室に着くと手術室の看護師が待っていた。病室から手術室の看護師に変わって運ばれていった。手術室に入るとひんやりとしていた。和食料理人のような恰好をした医者もおり「よろしくお願いします」と挨拶をした。手術室はモニターがいくつかあり精密機器が多そうだと思った。

酸素マスクをつけられゆっくり呼吸をするように言われた。言われた通りに呼吸をしていると麻酔の医師から「麻酔入れてきますね,入る瞬間少し痛みますよ」と言われた。確かに麻酔が入ってきた瞬間少し痛みがあった。そんな気持ちでいたら突然眠気が来て眠りの小五郎ってこんな感じで寝ていくのかと思いながら意識が黒い渦に飲まれた。この黒い渦に飲まれたという表現は誇張でもなんでもなくアリのまま感じた表現である。ちなみに手術前は麻酔が効かずに起きてる状態で体を裂かれたりするのかなと舐めきっていた。

目が覚めると病室にいた。点滴の管,酸素マスク,ドレーン,さらに尿管まで入っており身動きが取れなかった。入院時に手術後に尿管を入れられるとは聞いていたがまさか本当に入れられるとは。入ってることによる痛みはなかったが異物感はすごかった。これのせいで足を思うようには動かせなくてもどかしかった。それから尿が管を伝って外に出る感覚も初めてで普段の小便を出す快感がないことを知った。ただ勝手に外に出てくれるのでトイレに行く必要がなかったのは楽でよかった。それでも不快感の方が強かったが。さらにくしゃみとか咳をすると股間にピリッと痛みが走ったからだ。

今思い出すと起きたら近くに看護師がいたので,看護師の声で目が覚めたのかもしれない。検温をした。電気毛布に包まれていたせいで37.6℃もあった。術後だということもあり問題視されなかった。安静にするように念を押されたので色々繋がったままスマホをいじっていた。この時は既に18時過ぎだった。手術は15時くらいから始まったので3時間も麻酔で意識を失っていたことになる。麻酔を打たれてから3時間経った実感が全くなかったため麻酔ってすごいと思った。

寝てる間に手術やって完治!となるほど甘くはなかった。ジワジワと手術痕と肩が痛くなってきた。ベッドが固いせいかずっと同じ姿勢だったかわからないがとにかく肩が痛かった。姿勢を変えようにも点滴繋がってるわ腰にドレーン入ってるわ尿道挿さってるわでしにくかった。消灯の時間になっても痛みと昼寝のせいで寝れなかった。スマホをいじると目が冴えると思い我慢した。だが時間が気になってスマホをつけると消灯から2時間も経っていた。

流石にこれは不味いと思いナースコールで看護師を呼んで睡眠薬がもらえないか聞いた。そしたら無事もらえたので案外聞いているものだと思った。睡眠薬を飲んで意識が朦朧としたのでやっと寝れる思った。だが自分は馬鹿なので何故か歯を食いしばってしまい寝るのを拒んでいた。そのせいで意識が鮮明になり自分でも何でこんなことをしたのかわからなかった。スマホを見ると薬をもらってから2時間は寝れていたらしい。仕方なく寝れない中ゴロゴロしていた。

三日目

起床の時間より1時間早く眼が覚めた。手術後なのに合計で4時間も寝れなかっただろう。眠いのに寝れなくてボーっとしていた。やがて看護師がやって来て部屋の明かりがついた。いつも通り体温を測らりに来たので「尿管っていつ抜いてもらえるんですか」と聞いた。そしたら「他の人とかの体調をチェックしたら抜きに来る」と言われたので安堵した。眠かったが抜いてもらえることが待ち遠しくて朧気だった意識は鮮明になっていた。しかし来たのは1時間後だった。

1時間もワクワクしながら待った。足音が近付いた時はやっと来たかという気持ちでいっぱいだった。看護師は「お待たせしました」と言いながら入ってきた。抜く前に傷の確認をされ,それから起き上がってベッドに腰かけた。尿管は簡単に抜けないように固定化されており,それを外してから抜かれた。抜くときに「痛いですが我慢してくださいね」と言われ注射のような鋭い痛みが来るのかと思ったら中に鈍い痛みが広がった。くしゃみをした時よりは痛くなかった。尿管が抜けると開放感があった。たった一本の管なのにここまで人を束縛できるなんて恐るべし。ちなみにこの時の看護師は男だった。余談だがもし先に病院で尿管を入れられていたら風俗に行って尿道責めなんて絶対やらなかった。

机の上に袋があり何か聞いたら手術で摘出したものだと言って中身を見せられた。こんなものが痺れの原因だと思うと人間の体は脆いなと実感した。

f:id:sitake1010:20210519224712j:plain

手術して腰から取れたもの。家庭ゴミで捨ててはいけないため,いらなくなったら持ってこいと注意された。ちなみに一円硬貨はサイズ比較のために置きました。

それから点滴も外されやっと歩けるようになった。だが普通に歩く危ないため歩行車を使って歩くように指示された。使ってみると歩幅が自然と小さくなり,常時掴まっているため転ばないように作られていると実感した。それから寝る時以外はコルセットをつけるように言われた。面倒だから立つ時以外は外しておきたかったが言われた通りにした。喉が渇いていたので歩行車の練習がてらジュースを買いに言ったら看護師に「朝食を食べて大丈夫だったら飲んで」と止められてしまった。

それからしばらくすると朝食の時間になった。1日ぶりの朝食だったためガッツいてしまったが,やっぱり育ち盛りには量が少なかった。朝食なのか牛乳があり,さらにお茶,味噌汁と汁ものがやけに多かった。それだけ水分を取れという病院側からのメッセージなのかもしれない。

朝飯を食べ終えたらトイレに小便を出しに行った。尿管を抜いてから初めての小便だったため少し痛みがあったがすぐになくなった。用を足したら昨晩寝れなかったのもあり寝た。

起きると11時を過ぎていた。看護師に「うつ伏せより仰向けになれ」と言われていたが無視してうつ伏せになった。仰向けでスマホをいじると腕が疲れるからだ。譲歩して横向きでもいいがガチャ目になると嫌なのであまりしていない。さらにうつ伏せだと傷が当たって痛いのもある。楽な姿勢を模索しながらパズドラのランク上げをしていた。

看護師が昼飯を持って来た。腹が減っていたのでよく噛まずに食べた。病院食は栄養とか滅茶苦茶考えられているが量が少ない。一日三食で1800kcal取れるらしいが腹は膨れない。だがよくよく考えれば手術直後の人やずっと入院をしていて虚弱になった人がたくさん食ってそれを全部消化することが出来るのだろうか? そう考えると量が少ないのは仕方ない気がしてきた。

昼飯を食べ終えたら横になった。食ってすぐに横になるのはよくないと頭ではわかっているが楽な姿勢になりたかった。そしてスマホをいじっていると看護師に「レントゲンを撮影して来い」と言われた。歩行車を使って撮影室に。着くと技師がおり「台の上で横になって欲しい」と言われた。ベッドよりも硬かったので滅茶苦茶ゆっくり時間をかけて横になった。ドンと勢いよくやったら傷によくないからだ。それから腰に刺さっているドレーンを雑に扱うのはよくないのもある。横になったら技師の指示に従って撮影の時は息を止めたりした。2枚撮影したら終わったので,また歩行車を使って部屋に戻った。

時間はまだ13時過ぎで,この日はもう夕食以外の予定がなかったため横になってパズドラをやりながらタブレットをいじっていた。結構前にダンジョンメーカーを買って放置していたのでそれをプレイした。ずっと寝転がっていると体に悪いと思いどうにかしてもたれっかかった状態で座りたいと考えた。そこでベッドの頭の方は角度を変えられることに気付いたので,それを上げて座ることにした。だが最大にしても角度が足りなかったので背中に枕を挟んでなんとかした。更に病院のベッドはテーブルがあるイメージがあった。そのイメージ通りテーブルのアタッチメントがあったので組み合わせた。そのおかげでよっかかりながら肘をついてタブレットをいじれる環境が出来た。せっかく作った環境だったが30分もしないで眠くなってきたので昼寝をすることにした。

看護師が体温の測定をしにきた声で目が覚めた。測り終えたらパズドラをプレイする元気がなかったためまた寝た。

また目が覚めると今度は日が沈む時間だった。2時間くらい寝ていたらしい。こんなに寝たらまた夜寝れないのではと不安になりながらスマホをいじった。

夕飯の時間になって看護師が食事を運びに来た。いつも来ると名前の確認をされた。最終チェックも任せられるなんて看護師は大変そうだと思った。相変わらず量が少ないと思いながら食べた。そして食い終えたらいつも通り横になった。食べた直後のせいで眠気があり誘惑に負けて寝てしまった。

気が付くと1時間程経っていた。それからも暇すぎたがパズドラのモチベはなかったため,ネットを巡回していた。こんなことになるなら電子書籍でも買っておくべだった。ちなみに病院のwifiはお世辞にもいいとは言えず,ちょいちょい途切れることが多かった。これは位置が原因かwifiそのものが悪いのかわからなかった。だがwifiがあるだけでも感謝はするべきだった。消灯までまた気合で時間を潰して歯を磨いた。消灯後すぐに寝たかった。だが昼寝とかをしすぎたせいでそれは出来ず結局日が変わるまでは寝れなかった。

四日目

この日は5時過ぎに目が覚めた。眠気はあったのに眠れなかったので仕方なくパズドラをやった。丁度モンポショップの半額イベントがやっていた。カンスト近くたまっていたので退化用のリット5種と遅延を買いまくった。まとめ買い出来ないクソUIだと思いながらずっとポチポチしていた。

起床の時間になり看護師がいつも通り体温を測りに来た。血圧も測るために近づいて手首に測定器を巻いてもらっている。女の看護師だとそのたびにいい匂いがした。それから腰の傷もチェックすると言われたので傷がよく見えるように四つん這いになろうとした。だが四つん這いになって見せるのはどう考えても違うよな?と自制して横向きに寝転がった。そして問題なしと言われた。そして朝飯までTwitterとかを見て時間を潰した。

朝飯は珍しくリンゴジュースがあった。献立には牛乳とあったが自分の朝飯にそれはなかった。きっと若いから甘いものを求めてると思って気を利かせてくれたのだろう。さらにバナナもあった。だが一本ではなく半分だったので少し物足りなかった。食べ終えたらいつも通り横になった。

少しするとドレーンを抜くと医者が来た。この医者は初めて見る人できっとドレーンを抜く専門の医者なのだろう。抜かれる時に「チクっとしますよ」と言われた。滅茶苦茶深く刺さっていると思っていたがすぐに抜けた。傷痕の処置を済ますと医者はどっかに行った。それを見送ったら仰向けになった。ドレーンがあったから傷が何かに当たると痛むと思っていた。しかしそんなことはなく,あろうとなかろうと痛いものは痛かった。歩行車を使うのが面倒だったから「使わなくていいですか」と聞いたら「歩けているので大丈夫ですね」と言われた。そして片付けてもらった。

それから数分すると今度はリハビリの先生が来た。退院後の説明をしに来たらしく横になって聞くのは態度が悪いと思ったのでベッドに腰を掛けながら聞いた。結局言いたいことは腰に負担をかけるなと曲げるなってことだった。それから退院して次の診察まで公衆浴場に行くなとも言われた。つまりソープランドに行くなということだ。確かに傷から感染という観点でも危険だが完治してない状態で行っても楽しめないのもあるだろう。それを暗に教えてくれた先生に感謝しながら見送った。

飯の時間までスマホをいじって時間を潰した。この日の昼飯は中華丼でエビが美味かった。だが量が少ない。食べたらいつも通り横になった。

流石にスマホをいじるのは飽きたので持って来たswitchで遊ぶことにした。switchオンラインにあるマリオコレクションならjoyコンでも遊べると思ったからだ。予想通り操作が複雑でないおかげで何とかプレイできた。巻き戻し機能をフルに使って敵に当たったりミスしたらすぐにやり直して遊んだ。それでもクリアした時に達成感はあった。アドバンス版USAと3をプレイしてからコレクションをプレイすると,髭のおっさんたちが喋らないのは少し物足りなかった。夕飯まで夢中になってプレイした。

この日の夕飯は気分転換に20回噛んで飲み込もうと思った。米をたくさん噛んだら甘みが広がったのでたまにはこういうのもありかと思った。だが結構大変だったから結局すぐにやめて噛まずに飲み込んでしまった。そして食い終わったら横になった。

消灯までは適当にdiscordの通話に聞き専で入ったりして頑張って時間を潰した。正直タブレットでゲームを買おうかと思ったが今更感あったので我慢した。いつも通り寝る前に歯を磨いて寝た。だが一日前同様に寝すぎたせいで結局寝たのは日が変わってからだった。

 

退院日

 この日もまた起床の1時間前に起きた。そして寝たかったのに眠れなかったためいつも通りパズドラをやった。この日から極練のランク経験値9倍イベントが始まっていたので,それを周回するためのPTを組んでいた。ネットの情報と手持ちを比べてなんとか片茂周回PTが組めた。両茂はブランカがいないから組めなかった。試しにダンジョンに潜ると滅茶苦茶楽で驚いた。こんなんだったら裏魔門回る必要あった?って気分になった。

起床の時間になり看護師が体温を測りに来た。夜勤の看護師は夕方から朝までいて大変そうですごいなと思った。ちなみにこの時はいい感じの女だった。1時間前に起きていたのもあり体温は36.2℃だった。今まで一番低く,もしかして寝起きの脇は滅茶苦茶温められているのでは?と感じた。それから血液検査もした。注射の痛みは最後まで慣れなかった。体温を測り終えたらランク上げの続きをした。

今日からシャワーを浴びていいと言われていたので朝食の前に浴びに行った。3日ぶりくらいのシャワーだったため嬉しかった。そもそも自分は毎朝シャワーを浴びる人間なので,それが出来なくて今までスッキリと目が覚めなかった。全裸になった自分を見ると毛が伸びていた。髭も五日間剃れていなかったので今のマスク社会に初めて感謝した。ちなみに毛を剃る時は適当にある石鹸かボディソープを使っている。シャワーを浴び終えたらまた周回をした。

朝食の時間になるといつも通り運ばれてきた。退院したらめっちゃ体に悪いものを腹いっぱい食べると心に決めながら食べた。味は美味く野菜とかを久々にバランスよく食べた5日間だった。だが量は少なかった。ネットで調べたら成人男性の一日の必要カロリーは2200kcalと書かれており,そりゃ少ないわって気持ちになった。ま,自分は18歳JDなので2000ちょいなんですけどねw

飯を食べ終えると薬剤師の先生が薬を持って来た。これは食後飲めとか色々説明された。薬剤師の説明が終わると今度は手術をしてくれた医者が来た。退院出来ますねと話をして終わった。このためだけに来るなんてやっぱりコミュニケーションを大切にしてるな。次は看護師と退院したら次はいつ診察に来いとかの話をした。最後に会計の人間がこれだけ払えと入院費用の領収書を持って来た。予想の範囲内の料金だったが去年風俗にかけた総額よりも高く親に申し訳ないなと感じた。いつもの服に着替えたら会計に向かった。

親が金を払おうとしたが,その前に限度額適用認定証を出した。そうすると会計に「値段が変わる」と言われ少し待った。結果元の3割くらいの値段になりすげーなと思った。元々3割負担でそこから更に3割負担になる。つまり91%カットだ。強い。使えるモノを使うのは大切だと思った。

 

その後

腰の痛みは依然として残っている。風俗に行きたいが金がない。誰かください。それからいい加減仕事を見つける必要がある。誰かください。

 

 

まとめ

腰は大切にする

もし入院することになったら暇つぶしの手段は用意しておく

病院内で飲み物を買うためにお金は多めに持って行く

尿管は抜かれる時そんなに痛くない

限度額適用認定証を使う

 

 

終わり!!!!!